『あっ!ホイールが盗まれた・・』
・・とでも思わず叫びたくなるようなラリー会場で見かけたこの光景。たぶんチーム内でラリーカーの修理用として部品を使われてしまったのでしょう。ラリーの現場ではこうした光景は時々見られます。スペアカーとしてレッキ車はこうした受難にあうことが前提のことも多いもの。『とはいってもこれは他のチームのこと・・自分は関係ないや』といって安心はしないほうがいいかも。ラリーカーと同形式のノーマルカーは要注意!? ラリーの現場で『パーツ貸してくれないかな・・』と突然声をかけられることも・・・。
自分は4年程前の北海道のラリーに参戦中、自分のレッキ車もこうなったことがあります。某ドライバー2人から頼まれ、泣く泣くパーツを提供。でも結局は自分もSS内でリヤまわりを破損、自分のためにリアドア1枚を剥ぎ取る羽目に。
ちなみにそのとき貸したフロントバンパーを借りていったドライバーはクルマとともに崖下数十メートル転落。結局バンパーは帰ってきませんでした・・。
そのあとのフェリーでの帰路、レッキ車はフロントと左後ろドアは無いまま・・。