レグ2もゼロカーのホテル出発は5時半。
この眠い朝がラリーらしくていい感じです!?
でもオフィシャルの人は配備の場所によっては4時半とか3時半とかに朝のミーティングがあるそうな。3時半集合ということは2時半起き・・こうなるともう早朝といえるのか微妙なところです。それにくらべればゼロカーで早起きだなんていっていたらバチが当たります。
タイヤはピレリだったんだけど、レグ1からKM4というソフトタイヤを使ってみた。実は3セットのうちソフトは1セットのみ。これをどこで使うか・・が今回、唯一のコンペティションらしい作戦風景?。
(・・・といっても勝負してないんだからどうでもいいのだけど)
ゼロカーっていうのは、SSを最初に全開で走る。当然、ワダチがあまり無いとってもクリーンな路面を走れるという最高の贅沢が味わえる。自分の好きなラインを残せるのだ。
でも・・・こればっかりは体験してみなければわからない。
普段も幹線道路となっているような広いステージはいいのだが、狭い高速コースとなると走りづらいことこの上ない。道幅の狭いステージではコーナーとコーナーを時に若干のインカットをしながらスムーズなストレートラインをトレースしていくのだから、一般の交通による(たとえレッキでも)砂利の掃け具合がそれに合うはず無い!コーナーの進入では予想以上にテールが流れ・・コーナリング中はクルマが暴れてヨレヨレ・・・オレッてなんてヘタクソなんだろうと自己嫌悪に陥る寸前のドライビングです。
そんなとき頼りになるのはグリップが高いソフトタイヤ。ハードタイヤを選んだら余計ピーキーになってそれこそ危ないからなあ・・。
でもあれほど天気の悪かった帯広地方もレグ2になるとようやく晴れ模様。みるみるステージはドライになります。そうなると・・ソフトタイヤはぼろぼろに。最終日のレグ3にはちょっと難しくてウェットコーナーも多い新得地方。そのときのためにぼろぼろになりかけたソフトタイヤの温存作戦。レグ2午後は戦略的にハードタイヤをチョイスすることに。
(まあ・・・勝負はかかってないんだからどうでもいいんだけど)
さすがにハードタイヤは使いにくい。ピーキーでアンダー、オーバーステアの入れ替わりがひどいし、ウェットになったとたんにスパッとタイヤ2つ分ぐらい横にスベる。ちょっと危険な雰囲気。いつもはまったく汗をかかないゼロカードライビングだけど、こういうときはだいぶ冷や汗をかくもんです。