金曜日はレッキデー。レッキといってもクローズドはしていないので『勝手に見てください・・』状態です。
ステージは去年のそれと似た雰囲気はある2車線の観光道路。ただし、今回はよりクネクネしたワインディングで実にテクニカルなステージです。途中断崖絶壁もあったりで、結構スリリング。もちろんコンクリート壁はあるけど、下のほうまで景色がよく見えます・・。ヘアピンコーナーも結構あったりで見せ場は結構ありそうな予感。
レッキはなぜかシトロエンのC5って高級車。たまたま同行した別エントラントのコドライバーがこれを持ってきたからです。レッキに高級車・いいですねえ・なかなか優雅で。重たいので瞬間加速はたいしたこと無いがいったんスピードが出てしまえば加速の伸びはストレスない。そしてシトロエンらしくサスペンションはハイドロシステム。ストローク感のあるしなやかなサスペンションです。ヘビーFFカーのくせにコーナリングは予想以上にスムーズ。高速コーナーもタイトコーナーも“フロントタイヤで無理やり曲がっている”感じがまったくありません。FF車の理想というべきか、リヤのサスペンションが絶妙に“第2の舵取り”をしている様子。その前後バランスが絶妙です。
面白いのは室内で車高が調整できること。もちろんショックアブソーバーの味付けも車内で調整できます。なんと!車高は走りながらでも調整可能。『低すぎると剛性感はあるぞ、でもギャップの走破性は悪いなあ・・』走りながら調整して見る。これはけっこう面白い!
『よし・・いい感じになってきたぞ。なかなかスポーティーになってきた! コーナリングもいい感じ・・・。』
・・おっとまずい、優雅に走るんだったっけ・・・。
【ラリーステージはこんな雰囲気。通称“5段ヘアピン”で撮影。右上の方向にずっと崖沿いに道路が走っているのがわかります。左に移っているのが今回のレッキカーのC5】