■出発・到着
RYOさんは積極的に毎年WRCラリー・オーストラリアに参戦しているドライバー。『アルペンラリーで激走のVIVIO』といえば知っている人も多いのでは? 実はインプレッサ乗りでもあります(こっちが本命車かな)。彼の人柄か、チームはいつもメンバーみんながラリーを満喫。~日本一(?)のプライベートチーム。
今年はラリー・オーストラリアがスケジュール変更、いつもの11月から9月初頭へ・・。某レストランオーナー(※)のRYOさんは9月といえば大忙しの時期。当然今年は断念せざるを得ない状況。そこで白羽の矢が立ったのがAPRCイベントのラリー・タイランド。ところが参戦の決心がついたのは船積みを数日後にひかえる直前のある日。早速、マシンを送る手配に帆走。ところが??なんとマシンは車検切れ。JAFでは車検切れでは輸出に必要な所有者証明は出せないと厳しいお言葉。そして・・・
大きな声ではいえないがバケットシートも実はFIA公認の期限切れが船積み前日に発覚。横浜・山下埠頭の8号倉庫の前で別のものに交換するハプニング。純プライベートチームのRYOチーム。あ~・・こんなことならメインテナンスでマシンを預かるんだった・・。
さて、10月25日他のチームスタッフと現地入り。ラリー開催場所はバンコクから200キロ近く西方のRAYONGという町。リゾート地PATAYAに近いが工業都市でもある。大型スーパーあり電気屋さんありの何でも手に入りそうな街。なんたって、直前のどたばた事件をみれば、チームマネージャーといっても今回は『買い物係』になりそうだと容易に想像がつく。
とっても楽しいタイラリーになりそうな予感!?
(KONITAN)
(※)清里にあるレストラン『ROCK』。雰囲気とってもGOODです。