昨日は、A/m/sOFIFCEの映像コーナー(?)設置に伴い、95年のWRCのビデオを引っ張り出してきて見てみた。取り出したのは自分にとって初挑戦だった海外ラリーWRCニュージーランド。走っているのはグループA全盛期らしく、インプレッサのセダン555、セリカST205やフォードスコートなど・・。そしてトップを走るはランサーEVOⅢ・・。いやあ懐かしい・・・。このころのラリー日程はまだ4日間の頃。レッキも1週間以上やってたっけ・・明けても暮れても毎日レッキ。クルマ好きには最高の贅沢だなあ・・なんて思った記憶あり。
このビデオをみていて気が付いたことひとつ。
このころのラリーカーの動きは今のWRCマシンに比べると実にアグレッシブなもので、見ていて非常に迫力と躍動感とそして緊張感がある。ドライバーが一生懸命マシンとそしてワインディングロードと格闘しているように見える。このころのマシンは今に比べれば遅いし、曲がらない、そしてコーナリングも不安定。でもだからこそ、見ていて“まばたき”も忘れる緊張感。
もちろん今のWRCマシンはやっぱりかっこいいしとても速い。でも・・。
一度、昔のビデオを引っ張り出してきて見てみてください・。どうです??
(そういえば、ほとんどのマシンがフロアシフトです。これもある意味新鮮(?))
【秘蔵写真。初々しい(?)KONITAN海外初参戦PHOTOです。3日目“MOTU”ステージでリタイヤ、がんばりすぎちゃいました・・】
これは、台湾のインプレッサ。先日台湾訪問の時のTRSラリーチームのドライバーの一人が所有しているクルマです。こちらのインプレッサは新型Cタイプといっても左ハンドルの国なので欧州仕様に近いようです。実は先代のGC8インプレッサのターボモデルを数年前には台湾で現地生産していました。GDインプレッサになってからは輸入車あつかいとか・・。
雰囲気も価格もちょっと高級になったインプレッサ。日本仕様と見比べると結構細部の仕様がちがうもの。ラリー車を作るにもいろいろ新しいノウハウ(苦労?)がいりそうです・・・。ちなみに2.5LターボのUSA仕様とは異なる2Lターボ仕様です。
そんなこんなで、他国のインプレッサ仕様まで今年は詳しくなってしまいそうです・・
今週末から招待でラリー出場のために台湾行き。久々の左ハンドルラリーカー運転のため、なるべく左ハンドル車に乗るようにしている。左ハンドルのインプレッサの練習車でもあれば理想なんだけど、今あるのはすっかり旧車のM3のみ。古い割によく走るんだけど、さすがに我慢できずショックアブソーバーくらいは・・と交換。これだけでもとってもたのしいクルマになりました。でも、過激に走りすぎると・・・ボロだから壊れそうだしヤバイかなあ?
調子よく、ヘアピンコーナーでサイドブレーキを引く・・そしてリアを滑らせて立ち上がり・・アレ? おっとサイドブレーキがリリースしきっていない・・。左ハンドルの練習はやっぱり必要でした・・・。
純正2PODキャリパーから4PODに変更したレガシイB4。これの試乗インプレッション。いやあ、キャリパーだけでこんなに変わるのは驚きです。いつもインプレッサ等の競技車両ではブレーキの交換は日常茶飯事、グラベルとターマックでもサイズを使い分けてる・・。でもノーマルのクルマでのある意味また違ったデリケートなところを比較する機会は少ない。
今回交換したのはキャリーパーのみ。ローターはそのまま。ブレーキパッドも同じ『SDF』だ。ところが、街乗りしてすぐ、剛性感が上がっているのを体感、とてもブレーキのタッチがいい。そして、制動のムラも少なくなっている。
これはお勧め! ~うちのランカスターもやってみようかなあ・・。
【参考までに、4PODキャリパー定価片側¥20,500です。】
残念ながら“ラリー”という純粋に“競技”にはならなかった、今年のアルペンラリー(今年はAlpine World Rally Meeting)。ラリーファンサービスのためのショーイベント。自分はことしも昨年に引き続きオーガナイザー側としてイベントを影で支えてます! 今は、ラリーをとにかく盛り上げていくことはとても大事なこと。そのためにはイベントが今後のラリーのために大きく成功すればいいなと思っています。いよいよ今週末開催!!(当日はOカーで走る予定・・・)
(KONITAN)
【写真は全然関係ないですが、去年のアルペンラリーのコース視察中見つけたクルマ2台。面白いので載せてみました。これってなんていうクルマだったっけ?・・】