さて、ラリードライビングスクールの後はまたまた、好評連載!?“台湾紀行”の再開です。2005年の初戦の台湾ラリーに行ったはずが、ラリーはドタキャン。さてスケジュールが空いてしまったなあと思ったのもつかの間。次のお誘い。
「台中に新しいサーキットが出来るから走ってみてくれ・・」
どうやら 最近アジア圏でも人気が高い“D1”用のサーキットらしい。それはオモシロそうと、インプレッサを持ち込むことになった。ちょっとした小川沿いの並木の山道を上がって言ったところにあったそのコースはカートコースをそのまま大きくしたようなサーキット。でも観客席はあるし、パドックもあるし・・よく出来ている。
しかし!驚くのはそのロケーション。入り口の古臭いゲートには『台湾民族村』と書いてある。いわば観光地の中。この歴史村は文字通り歴史的施設と関連展示物がある場所。最初は、この隣山にでもサーキットがあるのだろうと思ったのだったが、いざ到着してみれば、サーキットは『台湾民族村』と誇らしげに掲げられた山門のようなもののすぐ脇。ギャラリー用駐車場も共用!?という感じだ。敷地の一部にあるというだけで驚きなのに、このサーキットはメインエントランスに・・・。
台湾恐るべし・・。
【左側がサーキットの観客席。正面に山門が見えます。ちなみに黄色のフラッグの文字“用尾”という雰囲気の文字が“ドリフト”のことです】