先日群馬県の嬬恋地域で開催されたスノーラリー。快晴に恵まれとてもいい印象の残るラリーでした。
エントラントは30台未満と少なめだったものの、新井選手や鎌田選手がテストがてら?参戦で当日のラリーはなんかほのぼのしつつも華やかでした。
ちなみに、これはスタート風景。一体ここはどこ?といいたくなるようなカッコいい建物をまえにスタートしていきます。どこのシリーズにも入っていない、ある意味フェスティバル的なラリー。こんな単独ラリーだからこそ成せるオリジナルな演出ですよね。
しかしご覧のとおりスノーラリーって??スノーは?といわれそうな光景が広がります。異常気象ともいうべき暖冬で当日の雪はほとんどなし。代わりといってはナンですが、スタートでは子供たちが一生懸命、道端の雪をすくい上げてはスタートをまつラリーカーに容赦なくぶつけていました。
A/m/sのチーム、Graduale(グラデュアーレ)からは2台がエントリー。写真は昨年全日本ラリーのキロロ参戦で勢いに乗る?“院長”のスタート風景。今回のドライターマックとアイス・スノーがミックスするこの難しいステージを走るってことは将来の夢であるモンテカルロ出場には最高の経験の場!?緊張の面持ちでスタートしていきました。・・心配だからとはいえ気楽に応援しに来た自分のほうがちょっと気が引き締まります(笑)
先月シンガポールから直行したのが全日本ラリー選手権2006年の最終戦ハイランドマスターズ。シンガポールから日本までのフライトと同じ時間をかけて関西空港からバスを乗り継ぎ高山市に入り込んだ。今回は来年はじめにJRCAで発売予定のDVD第2段の素材を取るために映像クルーの同行取材。
それにしても、ハイランドマスターズに来るのは自分で選手として参加した2001年以来か・・非常に懐かしい。到着してすぐに映像クルーと合流して、名物の八本原SSへ下見。え~こんなきついコーナーだったんだっけ?とかガケが深いなあ・・などといろいろな発見をいまさらながら浮かべながら、スペースギアで移動。
レッキはしてみたものの結局取材のメインは深谷という特設ステージになった。ここは小さな湖の周りを周回するコンパクトなステージで、自分がラリーを始める前から毎年つかわれているハイランドの名物ステージだ。スタートしてすぐのところに広場があり、かつてはヘアピンターンが設定されたり、ここに河渡り(というよりは水路渡り??)が設置されたりで観客を楽しませ且つエントラントを困らせる?設定がある。今年は新しい試みでジャンプスポットが設定されていた。(ただ残念ながらほとんど飛ばなかったんですが・・。)
このハイランドマスターズは全日本ラリーでも関東、関西圏から比較的・・近いラリー。この時期はすばらしい紅葉が見事に広がる地域だけにぜひ、一度観戦に来て欲しいラリー。ラリー観戦の入門用としてもお勧めです。
・・・なんか今日はラリーレポート風になってしまった。。
【PHOTO:シリーズチャンピオンに向けて劇走の勝田選手】
現在シンガポール滞在中。明日はメディア向けのGpNカーデモランです。何を隠そうこちら現地製作初モノのグループNインプレッサのお披露目ラン。みんなが期待するのでジャンプ台も作りました。シェイクダウンで試したけど、こちらの方のジャンプはちょっと飛びすぎ!! 改良はしたんだけど・・明日のぶつけ本番。大丈夫かなあ・・。