今週末は全日本ラリーの2006年シーズン開幕戦。場所は九州の唐津。このラリーは去年まで2輪駆動部門の開幕戦として開催され、比較的高速のターマックなことで有名。今年は4輪駆動部門と統合され、文字通り全日本開幕戦だ。今回はどういうわけかこのラリーのゼロカーを引き受けることに。もともとJRCA視察として現地入りする予定だったのだが、去年はレンタカーでコース視察をしたから今回はオフィシャルカーとして視察といったところか。もっともクルマはどノーマルですが・・。
今回は唐津競艇場内で特設SSあり、新井選手もデモランで来るそうな。さてどれだけギャラリーがあつまるか。興味のあるところだ・・。
《写真は昨年のこのラリーのスタート風景
ラリージャパンが終了して早くも3週間目。すでに雑誌は速報号が出揃い、TVでも放映されもう次のイベントに話題は移行しようとしています。でもラリージャパンに直接かかわったエントラント・オーガナイザーそしてスタッフ。もちろんラリーファンやギャラリーのみんなが、これからもっと日本のラリーを盛り上げるべく布教活動!?をしていきましょう。
べつに難しいことはありません。いやあ「楽しかった~」と素直にその場の感動を伝えればいいだけのこと。とにかくこればっかりは実際に行くというアクションを起こさなければ分かりません。未体験のヒトには是非アクションしたくなってくれればいいと思います。
それから、すでに体験したヒト。
今度は海外ラリー観戦にもチャレンジ。外国の空気もまた違います。
そして、オフィシャルやはたまたエントラントを体験したくなったら・・・
ぜひ、相談ください。
どんな一歩でもそのアクションはぜったい感動がありますから。
来年もみんなで盛り上がりましょう!
【ラリー終了後の翌日。すでにサービスパークでは撤退作業。派手で大きなコンテナだけがそこかしこに残ります・・】
セーフティカーという重要な使命があるだけに林道のSS内はガンガン走りたいところをジッと抑えて我慢の走り。でも札内のスーパーSSはそれなりに走っちゃいます。なんせ相手はこれまた新型のランサーEVOⅨ.スバルファンのためにも新型インプレッサで負けるわけにはいきません。
ところで今のグループNカーにはラウンチコントロールというスペシャル機能がついてます。これはスタートのカウントダウン時にアクセル全開をすると自動的に4,500回転くらいでホールド、フルブースと状態でスタンバイというもの。WRCのWRカーのスタートシーンで聞けるあの音です。ところが、クラッチをつなぐのは昔ながらの左足のお仕事。もちろん路面グリップによってクラッチミートは注意する必要があります。
さて、札内のEVOⅨ対決!!
・・・でもやってしまいました・・・。
見ていた皆さんはご存知のとおり。あれほど林道ではうまくいってたのに。よりにもよって札内のスタートで失敗です。実は札内のスタート部分はコンクリート舗装でグリップが高い。そんなのは知っていたはずなのに。おかげでストレートではクルマ1台半のビハインド。左隣のランサーのテールをわずかに見ながらの1コーナーの進入です。(でも勝ててよかった・・・)
そしてレグ3のデイタイムの札内3回目。こんどは完璧に決めるぞとスタート。しかし・・・こともあろうか前日よりさらに大失敗のエンジンストール。 こんどは2台半分のビハインドか・・・ランサーのナンバープレートまでが良く見えました。(でも勝ててよかった・・・)
それにしてもきっと見ていたスバルファンはハラハラだったでしょう。
・・・でもこれもひとつの演出!?ということで。
ところで、
むかしからジャンプセクションは大好きな自分だけに、札内のジャンプはささやかな楽しみ。レッキ前のジャンプチェックで全開ジャンプが大丈夫だったので、本番でも迷わず全開です。 手前の右コーナーでなるべくスピードをのせるようにコーナリング。スロープの手前で4速にシフトアップ・・・。
でもそこはリストリクター付グループN。手前のコーナーアプローチからはずっとアクセル全開。どうやってもこれ以上はスピードが出ない。なんとかもう少し高く飛べないものかと以前海外でやった奥の手・・・。4速で加速中に半クラッチでわずかながらさらに加速させる技。たぶん、2mくらいは先まで飛べたかな?
それにしてもこれがWRカーだったらもっとスピードがのってもっと飛べるのに・・・。
(でもこれ以上やるとコドラの中原さんが「いいかげんにしなさい」と怒ります・・たぶん)
【走行中はさすがに撮れないのでこんな写真しかありません・・・。札内でスタートを待つセーフティカー】