今日は仕切りなおしのRTC氷上ドライビングレッスン。ところが先週からつづくコースコンディション悪化のためにまたもや氷上が使えなくなった。そう何度もキャンセルも出来ないし、せっかく期待している参加者には本当に申し訳ない・・ということで、急遽知人の多大なるヘルプのおかげで別会場で開催。ただし、氷上ではなく雪上ドライビングレッスン。雪の少ないこの地域では恨めしいほどの快晴。澄み渡る空気と雪をたたえた八ヶ岳がものすごくきれいでそれだけでちょっと得した気分の月曜日。
おかげで特設会場の雪はみるみる解けていき・・・
結局時間的にはちょっとショートなスクールとなりました。
でもみなさん、各自のクルマでも激走してそれなりに楽しんでいただけたようで一安心。
それにしても一人一人個性のある運転で面白い・
アクセルワークのうまい人も居ればステアリングのタイミングが絶妙な人も。
7人足して7で割れば完璧なドライビング!?
今日参加の皆さん、また是非お会いしましょう!
報告~今回は一般走行は中止。スクールだけ開催しました。
昨日はスバルAWDの体感試乗会ということでおなじAWD(All Wheel Drive)でも少しずつ微妙にメカニズムの違うクルマを体感してもらおうというメディア向け試乗会に行ってきました。場所は嬬恋パルコールスキー場。明け方暗いうちから出発して結構遠いなあ・・なんて思いながらも到着した朝はとってもいい天気で久々に爽快感。
インプレッサ・フォレスター・レガシイB4・アウトバックといろいろなクルマを試乗。一見きれいな雪上コースもちょっと走るとあっというまにテカテカつるつる路面。クリップをはずさないように走るのはなかなか難しいものです。
個人的にはアウトバックがよかった。いまやほとんどがスポーツ志向のサスペンションに扁平の小さいタイヤ。そういう中にあってサスペンションの落ち着き具合とストローク・・このクルマのパッケージそのものがこの荒れた路面にはもっともマッチしていていい感じだった。それからNAのフォレスターも実はこういう路面だと扱いやすかったりする・・・。
来週は氷上ドライビングレッスン。いい肩慣らし?でした・・。
氷上ラリードライビングスクール2006 概要
A/m/s RTC事務局
■ 開催の概要
滑りやすい氷上にて4WDカーのアグレッシブなドライビングを学ぶ
■ 開催場所 八千穂レイク
長野県南佐久郡八千穂村八千穂高原自然公園内
■ 開催日程 2月4日(土)
■ 募集人数 6名
■ クラス A(上級)/ B(ある程度MS経験アリ)/ C(初級)
■ 講習料 25,000円 /1名 (受講料・走行料・教習車費用を含む)
■ 講師 小西重幸(ラリードライバー)
■ 教習車 スバルインプレッサGC8(2Lターボ4WD車)
■ タイヤ スタッドレス
■ ラリードライブ体験車両 GC8 GroupN (スパイクタイヤ)
■ 当日スケジュール
集合時間:午前7時 八千穂レイク会場
受付時間:午前7時~7時 終了次第ブリーフィング開始
走行時間:8時~12時 13時~14時半くらい
■お申し込み方法;
下記URLへアクセスまたはFAXにてお申込ください。
RTC事務局
office@rallytraining.com
東京都小平市小川町2-1846-1 A/m/s Inc.内
TEL042-308-1000/Fax042-308-1001
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
[レッスン内容]
※2006年は4WDのアグレッシブドライビングを学びます。
・ターンインはクルマとの対話
・アクセルワークで曲がるということ
・コーナリングのバランス感覚
・ブレーキのタイミング
・フェイントモーションの使い方
さてさて、ラリースクールの様子です。今回のスクールは初中級者向けということで開催。どちらかといえば、滑る路面、滑るクルマのコントロールの難しさをぜひ体験してもらいそれを克服して楽しさを体感してもらおうという願いも込められています。つまりは “恐怖”から“喜び”にしてもらおうと・・。雪道や氷上、そしてダートもそうですが『面白いよ』と言われて「オモシロそうだな」と思っても、クルマも準備して、タイヤも買って、朝早く起きて遠征して・・・といざやろうとするとエネルギーも要るもの。でもそれは『病み付きになる楽しさ』を実感していないから。一度実感してしまえば、自然に行きたくなるモンなんです。ということでこの企画・・・。
最初はおっかなびっくりの講習生。最初の一言は「ハンドルがどっちに向いてるか分からないですね・・・」。みんな同じことを言います。そして二言目には「なかなかオモシロイですね・・・」。やはり同じことを言います。そしてそのうち「・・・」無言で黙々と周回を繰り返すようになります。・・・たぶん、止まれというまで走るだろうことは間違いない。
クルマのゲームと一緒で操作のコツが分かってくればだんだん面白くなる。そして操作のコツが分かっていながら自分の理想の動きをしてくれない・・・このなんともいえない“もどかしさ”。
でもゲームと大きく違うことがあります。うまくいったときは、景色だけでなくそれとリンクしてハンドルからくるキックバックとシートからくる横Gになって実感できること。“1トンのクルマ”を操っている快感は体験してみなければ分からないでしょう。
しかし、みんなそれなりに“FR車のドリフトコーナリング”をこなすようになったのには驚きです。これには教えるほうも素直に嬉しい・・・。みなさんの“最初の一言”を聞くたびに、もし何かあったら隣のコースに飛び出さないようにステアリングを押さえようと助手席から身構えていた自分の苦労も報われるってモンです。
知らないと思うけど・・。