ちょっと、海外ネタ。シンガポールでは”カーパークラリー”というラリーが行われている。これは文字どうり、”駐車場ラリー”。一都市そのものがひとつの国である土地の狭いシンガポールではラリーはスタジアムの広大な駐車場で1日かけて行われる。私の見に行ったラリーは確かSS8まであった。スタジアムの駐車場は広い。駐車場もPark-A~Park-G・・というように何ヶ所かあって、それぞれがSS1、SS2・・・と設定される。それぞれの駐車場は生垣あり仕切りの縁石ありなのでその地形を利用してまさにジムカーナのごときSS。でも、コースは覚えられないくらい複雑なので助手席にはコドライバーが乗り込みペースノートを読む。(事前にレッキは行い、本番ではコドライバーは2つ目の切れ目を右とかストレートエンド手前を左・・とか指示を出している)。一本のSSは確か3分くらいだったと思う。出場車両は日本のラリーやジムカーナに似ている。レギュレーションも独自のシンガポール独自のもので雰囲気はまさに日本のジムカーナだった。その時見に行ったイベントの優勝者はあのポッサムボーン。本物のグループAを持ち込んで別格のタイムでした(あたりまえだが・・・)。このシンガポール、狭い国ゆえ自動車の税金はとんでもなく高い。クルマも普通のカローラが5百万円以上するらしい。あのラリーに出ている人間はとんでもなく金持ちなんだろうなあ・・・。