レッキとはラリーの数日前にコースを下見すること。ペースノートを作る大事な数日間です。ラリーの勝敗というものは実は事前のマシンのセットアップとこのペースノートの出来でほぼ決まってしまうと言っても過言ではありません。いまはレッキ中にあまりスピードを出せないとはいえ、やはり確認に4WDターボカーは欲しいもの。あまり普通のクルマでは本番車とイメージがかけ離れていてやはりノートの精度が落ちてきます。それにインカットなどを派手に確認するためにはやはり“丈夫なクルマ”が必要です。
ちなみにレッキ車はグループNというレギュレーションがありあくまで生産車が必要。4WDターボを持たないメーカーのワークスチームは当然のこと他社製のクルマを使います。たとえばプジョー、シトロエンチームは三菱EVOでした。
去年もそうでしたが、お気に入りはこのフォードチームのVOLVO。
(そういえば去年もココで紹介した気がするけど。意外に長持ちするなあ・・・。)
レッキの待ち時間でドライブしてたダニエルソラに興味津々で聞いてみた。
『エンジンはどんなやつ?排気量は?』
返ってきた答え
『う~ん、ターボはついていると思う・・・。多分2L・・いやゴメンよく分からない・・』
・・・さすがです。