もてぎサーキットにてフォード・フィエスタのメディア向け試乗会。フィエスタといっても日本ではあまりなじみが無いクルマかもしれません。ところが自分にとっては衝撃的なクルマ。昨年フォードレーシングのWebにてJWRC用のプロトタイプマシンの写真を見てから一目惚れのマシンです。そのベースモデルとなるクルマだけに乗る前から結構楽しみ。
今回発表のSTシリーズは通常1.6リッターに2.0リッターエンジンを載せたホットハッチ。車重もそこそこ軽め。試乗してみると・・・その出来のよさに驚きます。ステアリングフィール、剛性感、乗り心地、車内の静粛性、内装・・などどれをとっても高級車の雰囲気。日本車とも違うそして欧州車ともちょっと違う雰囲気・・・。同時に試乗したフォーカスSTよりすべての部分でワンランク・レベルアップという感じでした。
(実は大のFOCUS・ファンだけにここはちょっと複雑な気分・・・)
それにしても驚いたのは、フィエスタSTコンペティションという特別グレード。レーシングデカールが標準装備という驚きのクルマです。 05年モデル新型フォーカスWRCのプロトタイプにも似た白地にブルーのグラデーションが鮮やかな“マシン”。最近のBMWミニなんかもレーシングライン仕様を良く見かけるようになったけど、この車はそれの上をゆく派手さ!
ラリーの雰囲気・満点!!・・・1台欲しいなあ。