九州佐賀県で行われた全日本選手権(二輪駆動部門)の開幕戦。60台のフルエントリーできれいな桜吹雪のなか高速ターマックバトルが繰り広げられました。JRCAとして視察に行ってきましたが、車種のバラエティさは興味深いものがあります。FD3S-RX7やアコードセダンの姿も。もちろん昨年からの参戦S2000もありました。
興味深いのはそれぞれのタイムが決して離れすぎてはいないこと。たしかに、高速コースともなればアクセルをどれだけ踏めるかが勝負。クルマのポテンシャルもさることながらドライバーの技量も左右します。そういう意味でも“腕に自信”があればどんなマシンでも結構チャレンジしがいがあるかも。
ところで、コースを視察していて気になったこと・・。
高速ステージではいかに最短距離を通ってスピードを殺さないようにするかが勝負。タイヤのラインを見ると以外に“ここは!”というところがインカットされていない・・。道路ふちの泥が結構そのまま残っている状態。インカットといってもなにも「路肩にタイヤを落とす」ことではなく、側溝ギリギリ、イン側の草むらの中のもう少し・・・というちょっとした部分、つまりタイヤもう1本分です。これを積み重ねればキロ0.5秒くらいはすぐ変わるでしょう。これを実行するためには運転技量にもよるし、ペースノートの精度にもよるし。でももっと“いける!”ような気がしました・・・。
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