シンガポールから帰国した翌日。休むまもなくお台場イベントでデモランです。
このイベントは“モータースポーツジャパン”。先週の土日、お台場の船の科学館前にある特設会場(よくイベントで使うスペース、かつてアルペンラリーのセレモニアルスタートでも使われた)で開催、日本のモータースポーツがテーマなので、ありとあらゆる国産マシン(新旧取り混ぜ、そしてF1からラリーカーまで・・)が集まりました。
第一回となる今回は、なんとなくみんな様子見だったかもしれませんが、盛り上げ側のメーカーもそして同じく盛り上げ側の観客も・・・終わってみればとっても充実感のある、そして連帯感のあるイベントだったのではないでしょうか。
観客動員数2日間で11万人。
すこし元気のないといわれる日本のモータースポーツもこれからが第2世代へステップアップというところ。こんな趣旨のイベントが、各メーカー仲良く協力し合って行えるようになればきっと欧州のようなすばらしい“モータースポーツ文化”が形成されることでしょう。
多くの家族づれがいましたが、あの子供たちは、日本にモータースポーツが芽生えてから数えればきっと3世代目。そして自分が生まれる前に活躍したあのR381やトヨタ7の爆音を聞いてなんとなくジーンと、すこし涙。
「日本にも立派なモータースポーツ文化があるんだなあ・・」としみじみそう思えたとてもよいイベントでした。
来年も・・やってほしいですよね。きっと盛り上がると思います。
でも来年は・・・
オーガナイザーの皆さん、ラリーのスケジュールも考えてくださいね(※)
(※今年はWRCと全日本ラリーとバッティング、多くのトップラリーストが来れないのでした・・)
【写真:トヨタ7の爆走シーン。R381よりはちょっと控えめだったけど。ちなみにR381のあの暴力的な加速には鳥肌がたちました。・・・あんな危ないマシンをドライブしていたなんて・・。現代の安全なマシンに乗れる自分の身を本当によかったと思うと同時に、当時のドライバーにより尊敬の気持ちが出てきます。】