何気ないフォードフォーカスWRCのリアビュー。
レーシングカーにくらべると最大パワーが少ないからかどちらかといえば小径パイプであることが多いラリーカーのマフラー出口。グループNなんてΦ70しかないですからねえ(こちらはレギュレーションのため)。ところがこのフォーカスはよく見るとマフラーの出口がまるで走り屋の斜めだしマフラーのごとくΦ150はあろうかという極太パイプ。そしてその中にはメッシュ状の怪しい物体が“詰まって”ます。
・・そう、その怪しい物体とはノーマルのクルマではどんな車種でも装着されている“触媒”。普通はエンジンの排気マニホールドやターボの直後または床下あたりに装着されているものがこのフォーカスWRCではテール部分についているんです。
・・しかも“丸見え”。
WRカーは実は触媒はレギュレーション上装着必須。でもタービン直後よりなるべく後方に持っていたったほうが触媒の負荷は少ない。そんなわかりやすい理由のためか、それとも凝った設計のフォーカスWRCだけに重量物を少しでも後ろに持っていきたいという究極の理由からなのか。
・・・とにかく触媒がこんなところについています。
そしてなにがカッコいいかって?
それはナイトステージ!!
真っ赤に加熱した触媒がリアから丸見え。その姿といったらほとんど“ジェットエンジン”状態!?です。これに加えて時々バックファイアが青白く長~く出るんだから・・もう惚れ惚れ。
(夜の写真が無いのがほんとうに残念)
うちのラリーカーもこれやってみようかなぁ・・と早速悪い考えが・・。でもこれで公道は走ったら、マズイだろうなあ・・。