さてさて、レグ3はどうしたんだ!と言われそうですが・・。ラリージャパン直後から台湾へテストで出張(その話はまた後でするとして・・)。ようやくレグ3のお話ができそうです・・。
さて、ラリージャパンのレグ3。観客にとっては溜まった疲労感と名残惜しさの入り混じった複雑な心境の最後の1日。選手にとってはあともう一日・・でも気の抜けない最後の一日です。ではオフィシャルにとっては・・なんとなく気の緩みも出そうな最後の一日・・。
ということで・・・それが予想できるだけにオフィシャルカーはこれまで以上に気が引き締まります。ここには書けませんが去年だって一番の“ドキドキ”がレグ3に2つもあったので・・。最近じゃあ少々のことでは驚かない自分でも、もうあの時はあまりの出来事に“思考が停止”したくらいです。(聞きたい人はA/m/sへぜひご来店!?)
レグ3は新得という帯広の北西に位置するステージ。ここは、レグ1やレグ2とは雰囲気が多少異なり、結構難しいステージ。去年、首位独走で誰もが優勝を信じて疑わなかったスバルのぺターがリタイヤしたのもこのステージのひとつ。ほかにも『下りで一部ウェットでハイスピードで逆バンクで外側の路肩が崩れていてイン側にはロックがあって裏切りコーナーがあって・・・』とこれ以上ないくらい不吉なコーナーが出現する自分のもっとも嫌いなステージが待ち構えます。ことしも不吉さ全開。ワークスも含めたエントラントすべての誰よりリタイヤが許されないゼロカーだけに、一番緊張するステージでした。・・・まあ無事に終わったのだけれど。
最後は愛国サービスパークの脇にあるスーパーSS。毎レグに設定されたこの帯広スーパーSSも日中に行うのはこのレグ3のみ。それにしてもすごい観客。最初の2日間もきっといっぱい観客がいたんだろうけど、昼間はより一層目立ちます。リエゾンでこのスーパーSS会場の脇を通ると裏から観客席が見えるのだけど、立見席なんて何重にもなった人ひとヒト・・。昨年のスーパーSSのあの広大な規模にも感動したけど、ことしは今年でこのヒトの“密集具合”に妙に感動!?。
【スタートラインからの観客席の様子】ここだけはゼロカーも思いっきり走れるのでそれなりに楽しみなSS。いやはや明るいと走りやすいもんだ。