Leg2
ラリーも中盤になってくると疲労がたまり、いろいろなドラマが発生してくる。
今回のラリーもすでにリチャード・バーンズやフランソワ・デルクールなどが一日目でリタイアとなり、波乱を感じさせる雰囲気が漂う。
ことしのラリー・オーストラリアには、フォレスト・ステージの名物だった、ミュレスクのステージが復活された。
ミュレスクは、地元カーティン大学の農業学部の広大な農園で、見晴らしのいいのぼりのストレートに現れる連続ジャンプが見もの。
しかも、SS14,15と連続して行われるので(前半ナンバーの車のみリバースオーダーで、連続して走行する)、続々と車両がやってくるので、スペクテイターにも見ごたえ十分のステージだ。
ただし、このステージはホコリも十分。2ステージぶん立っているだけで、体中が茶色になってしまう・・・。
このステージでは、プライベーターで参加していた船木/園田組が、なんとドライブシャフトを一度に3本も追ってしまうアクシデントで、観客のいる目の前でストップ、リタイアとなってしまった。
このほか、コリン・マクレーもここでストップ。今回はリタイアがずいぶん増えそうだ・・・。
という小西も、マシンの調子も上がりペースを上げかけていたところだったが、ラングレー・パークに戻る手
SS18で、ターボに異常が発生。煙まで吹き出し、ここでリタイアとなってしまった。
せっかく調子をつかんだところだったのに、本当に悔しい・・・。
そして、チーム・メイトのディーンは、カンガルーに衝突しマシントラブル。ラングレーパークのサービスまでは戻りなんとかパルクフェルメにまでは入ったが、依然調子は不安定。明日一日持つかどうか。
小西にとっては志半ばで終わってしまったオーストラリアだが、これもラリー。
いろいろな収穫はあったのだから、次回のためにつなげていきたい。