こちらはフロントビュー。この絵だと、まあZ4ってわかりやすいですな。
さてさて・・なぜこのマシンがスーパー耐久に出場できるのか。
どうやらこのマシンはMクーペの量産車ベースにレース専用車として一般にデリバリーされているということ。なので“これは市販車です”ということで特例措置だそうな。
ラリーの世界にどっぷり漬かっていると、こういう粋な?計らいは衝撃的です。スーパー耐久のアソシエーションの懐の深さ?を感じます・・・。
日本ラリーはファンが確実に増えているといっても、選手は減少傾向。費用がかかるという理由ももちろんだが、車両の選択肢が少ないのも少し気になるところ。ラリーに出るためにはホモロゲーションといって、メーカーによって登録されている車両でなければ使えない。これがまたカッコいいクルマ!となると選択肢があるようでないんですよね。レギュレーションがあってのモータースポーツなので、なんでもかんでも・・というわけにはいかないだろうが外見をもっといろいろ過激にモディファイできるようにすれば、どんなクルマでもそれなりにサマになるんだろうに。そのほうが、走る方も見る方ももりあがるかもしれないな。
APRCやアジアパシフィック地区の各国のナショナルチャンピオンシップはだいぶ前からグループA(WRカー含む)は、イコールコンディションと各チーム経費圧縮を理由に走れなくなってます。全日本ラリーもそうなってしまいましたがつまりはグループNマシンオンリー。それはそれで選手のテクニックによるバトルがより強調されるし、昨今のグループNカーの迫力のパフォーマンスは悪くないのだけれど・・・。
ちょっと過激なマシンも見てみたい気もしますよね、ラリーシーンで。
特例で欧州の1.6リッターのキットカーやS2000なんかが特例で走れるといいのに。
もっとも・・・
“OKだったとしても、いったい誰が走らせるんだ?!”
というギモンもありますが・・。