タイヤレギュレーションといっても全日本ではなくローカルイベントのお話。
上高地ラリーで感じたことがあったので・・。
このラリーのもうひとつ特徴あるレギュレーションが“ラリータイヤのみOK”というもの。Sタイヤだけでなくふつうのハイグリップラジアルも禁止です。これもやはり金銭的負担を減らそうという競技会のやさしい配慮。
ただし、最近のインプレッサやインテグラなどもともとブレンボのビッグブレーキが付いている車はラリータイヤを装着するためにはキャリパー交換しなければならないんですよね・・・。ラリータイヤは14や15インチしかないですから。
すでにモータースポーツに適した高性能な愛車をもっていて、「よしっ、これに装備をつけて出場だ!」と思っても、そこがネック。キャリパー交換はとんでもなくお金が掛かります。それに最近はサイズダウンしようにもパーツが設定されていなかったり、ダウンしたはいいけど装着できるホイールが限定されていたり・・・。ラリーに参戦するためにはただえさえ消火器とか助手席の安全装備だとかお金が掛かるのに、タイヤ・ブレーキがこれではハードルが多すぎるような気がします。
ラリーというとまだまだ“ダート道”のイメージの強いらりーですが、ターマックラリーは私としては大いにお勧めするラリーなんですけどね。~なぜなら参戦しやすいですから。
Sタイヤは高いし初心者には危険度も増す可能性ありですが、普通につかっているハイグリップラジアルでOKになるといいです。~時代の変化とともにレギュレーションも変わっていって欲しいと願っています・・。