ゼロカーはスケジュール上は1号車の10分ほど前を走ります。各競技車両は実に時間に正確に走っているので、実はあんまり他の競技車両とゆっくり遭遇しないもの。でもリエゾン(SSからSSへの移動区間)が長いとやはりご対面です。
エントラントであれば、他のドライバーのタイムを聞きに行って情報収集の場となるこのSSスタート前風景ですが、今回はゼロカーということでまさに他人事のこの風景。
さてさて、誰が速いのか・・。
今回興味深かったのはノンターボFF勢の意外な速さ。ターマックではそこそこ速いとは思っていたものの、蓋をあけてみたら、ドライバー当人たちもおどろくほどの戦闘力。2日目には実力で5,7,8位を走行しています。
ちなみに、クールなドライビングで私もファン?の石田雅之さんは最新型ランサーEVO9のバリバリグループN仕様。でも今回はすぐ後ろに旧型(失礼!)インテグラが僅差で迫る。
『雅之さん、今回ばかりはインテグラを応援しちゃいます。だって面白いんだモン・・』
いつもは雅之さんを応援しがちな自分も今回ばかりはまったくの裏切り者。いやあ、“他人ごと”って楽しいなぁ・・。