さてさて、レース当日のお話のつづき。
当日はとにかくいろいろなカテゴリーがあって、いろいろなクルマがあったのは先にお話したとうり。
こんな古いフォーミュラもありました。
ハコの好きな自分にとっては、フォーミュラってあまり知識がありません。
でもこうやって目の前においてあると興味津々。
去年は富士SWである機会に調整中のF1マシンをすぐ間近で観察する機会がありました。その時は脇に立っていたプロレーサーの解説付き。
あのパーツはこうなって、こうなってる・・とか、コレコレこういう理由でこう付いているとか・・見えにくいけどあの部分がこうなってこうなって・・・といろいろ教えてもらいました。
そうすると、いままでピンとこなかったテクノロジーが見えてきて、自分にとってはクルマに見えない!?フォーミュラも急に身近に感じたりして。
そんな出来事に重ねながら、当日のビンテージフォーミュラを見てみると・・。
本当にシンプルでこれまた別の意味で身近に感じます。
当日は30年以上前(?)のF1もありました。
ちゃんと参戦しているところがすごい。
何年たっても、あのエンジン音は迫力ですね。
周りの空気を一瞬にして換えてしまう。・・オーラが違います。
それにしても、当時から世界最高峰のF1,
でも、この日みたそれは
“世界最高峰の危険な乗り物”
だって、今のフォーミュラマシンとちがって、この日見たやつは
どれもボディ部分が本当に華奢な金属の筒。
まるでカヌーにハイパワーエンジンとタイヤ4つをくっつけて走らせるようなもの。
“クラッシュしたらどうするの・・・?”
です。
(コレに比べれば、ラリーってとっても安全なのかも)
ちなみに、当日のフォーミュラレースでこの“骨董芸術品”なF1も出場してました。
でも1周目の最終コーナー入り口で派手なコースアウト、リタイヤ。
・・・ス、スゴい・・
自分には一生ついていけない世界かも?と思わせる太っ腹なレース展開に
絶句したのは言うまでもありません。
さてさて
これらビンテージマシンはコントロールタワーからみると第一コーナー側に
集められていました。
そして、最終コーナー側はスーパーカークラスとエキシージクラス
そして奥のほうにBMWと、どちらかというと最新型なクルマが集まってます。
フェラーリやポルシェももちろんカッコいいんですが、
今回の“私の一番”はコレ。
アメ車のバイパー。
ノーマルもカッコいいけど、レースモディファイされた姿は別格。
さすがのフェラーリも少々迫力負けしていたような・・。
自分がE30-M3で気に入っているところのひとつ、
前方にガバっと開く、“前ヒンジボンネット”
(もっとも整備性は??ですが・・・)
このバイパーもまさにそれ。
そんなのもインパクトだったかも。
ちなみに、その向こうにあるのがコルベットなんだけど、
2台並んだ、このシチュエーションもナイスだよなあ・・。