ということで、A/m/s内の企画会議?で突如として始まった、全日本スーパー1500クラス参戦プロジェクトもようやく実を結びました。
ご覧のとおり、現在のJN1.5の車両規定を考えれば、「ここまでやらなくても??」という仕様です。
しかし、ココには自分をはじめ、なによりもこのマシンのオーナーの強い“気持ち”が現れています。
その気持ちとは
**ヨーロッパのような“ラリー文化”をすこしでも実現したい!**
というもの。
やっぱり走る側も応援する側も一緒になって
“思いっきり楽しまなくちゃ”です。
まあ普通に考えると、こんな仕様にするにはお金がかかりすぎてこのクラスとしては非現実的かもしれないけど、こんなマシンはヨーロッパではザラ。トップカテゴリーのラリーとは別の次元でしっかりと“ラリーの魅力”を持ってヒトを惹きつけてくれてます。もちろん取り巻く環境のスポンサーマネーが違いすぎる現実があるけれど、大事なポイントは、
『非現実的なスゴイ仕様』 なのに 『ベースは等身大なクルマ』
というトコロ。
これがより多くの人をひきつける要素かも・なんて思ったりします。
“手が届きそうで届かなそうで・・自分に重ねてイメージできそう・・・”なんてトコがね。
さてさて、デビューラリーでは“ラリーPR大使”!?の任務を背負ってしっかりと走っていましたが
次はどこに出現するのでしょう?
この活動によって、一人でも多くのヒトが “日本のラリー”
に興味をもつようになってくれると“最高”です。
それにしてもオーナーのこの勇気には感服です。
カラーリング慣れした自分にとっても相当派手。
ウロウロしてたらすぐ目撃されます。
いやあ楽しいなあ・・・。 よろしくね~(←他人ゴト)
【写真】
ちなみに、ホモロゲのないデミオですが、
「もし FIA公認車両としてホモロゲがあったら・・」
というイメージで車両製作をしてみました。
ロールケージは、写真やカタログデータを研究し(オーナーが?)
カスタムケージ社のプジョー206用キットを流用。
もし206で作っていたらちゃんと“FIA公認”のロールケージ。