
この札幌ドームのスーパーSS。
もちろん、今回のためのまさにスペシャルな特設会場なのですが、どういう作りかと解説しますと・・
まず、どうなるのかなあ・・と事前に思いを巡らせていた路面ですが、基本的にドームの施設のコンクリート面そのまま。ひとくちにコンクリート面といっても様々ですが、こちらはとても滑らか。 体育館の床ほどじゃあありませんが、確実にツルツルの部類です。
コースは基本的にコーナー付近コンクリートバリアを並べて作ってあります。有料道路などでも使われるようなガチガチのアレですね。(ぶつかったらひとたまりもありません・・・)。そしてそれ以外のところは発砲ウレタン製?の紅白ブロック。(まあ、これは安全だな!?)。そしてイン側の紅白の縁石です。これは歩道の乗り上げに使うようなコンクリート製。これらがこの紅白スーパーSSの造形美を作り上げています。
さて、ラリージャパンのレッキ期間中の恒例行事~ゼロカーによる“スーパーSS試し走り”
ですが、ことしもチョコっと。
これは、事前に“ジャンプがどれくらい飛ぶか”とか、“内周と外周の入れ替わり部分が見にくくないか”とかいろいろチェックします。
それにしても・・・
『・・すべるっ!!』
その昔、所沢のほうでインドアのスリックカートに行ったことがありますが、まさにそれと同じ感覚。ずいぶん手前から真横?気味でもに横にしないと、アッというまに外側の壁に直行。少々トラクションをかけたって無駄なあがき?!で容赦なく外壁が近づいてきます。
スリックカートをしたことがある方ならご存知だと思いますが、ステアリングをインへきったままコーナリングするなんてありえない世界・・。
そして、毎年楽しみにしている“ジャンプ!”
恐る恐る飛んでみてまたビックリ・・
『あわワワヮ・・、ブレーキングエリアがない・』
そうなんです。ブレーキに有効なグリップ路面は、ジャンプ後の下り斜面のみ。
その先にはツルツルとガチガチが待っています。
これは・・相当手ごわいぞ・・。
【写真はワークスカーのシェイクダウン風景】