ラリージャパン話はまだ続ける予定なんですが、ちょっと一休み。
さてさて、
うちのCAFEなんですが、平日は営業をしていないので昼はスタッフ食堂に早変わり。自分たちの憩いの場として、しっかり堪能させてもらってます。
普段はMTVが流れっぱなしになっているのですが、時々気まぐれでラリーのビデオやらDVDやらを引っ張り出してきては見てます。
~昔からあい変わらず、これがまた走りたくなってしまうんですよねぇ。
さてさて、今日は、インカー映像を引っ張り出してきてなんとなく鑑賞してみることに。
アウディクワトロのインカーもあったりして初っ端からなにやら新鮮。
・・そして
『んっ?この見慣れたインパネは・・・』
ということでM3のインカー映像です。
場所はもちろんツールドコルス。
ちなみに、この映像はあのロスマンズ車のMOTUL無しバージョンのカラー。
ドライバーはパトリックベルナルディーニでした。
最近のWRカーのインカーもあの速さはものすごいんですが、やっぱり90年代のグループAマシンのほうがマシンも暴れるし、大げさなフェイントが必要だったり・・それはそれは緊迫感があったりして、見ていると思わず手に汗握ってしまったりします。
そんな、数あるインカーの中で・・
見つけました!! とにかく“興奮の映像!!”
「狭い田舎道をトンでもないスピードで」
・・まあこれだけなら現代のラリーカーも一緒です。90年代のFFキットカーもスピード、ステアリングワーク、ギアチェンジの忙しさは上かもしれません。でもコレはとにかく“FR車”というのがポイント。
“FR車”の場合、思わぬところでテールが流れてスパッとカウンターを当てたり、壁や崖っぷちギリギリまでアウトにはらみながらテールスライドしていったり。4WD慣れしている自分にとっては、「この角度でアクセルを踏めばトラクションがかかってイン側のクリップをしっかりとって脱出方向に加速・・」なんてイメージが出来ているもんだから、アクセル全開なのに崖っぷちギリギリまでラインが膨らんでいくあの映像はシビレます。車体も現代のWRカーより200キロぐらい軽いだろうから“チョイ”コーナーの突っ込みなんか早回しを見ているよう。そうそう、高回転まで使うNAエンジン特有のサウンドも現代には無い緊迫感を作り上げてますよね。
~いやあ、まさに“危険な綱渡り”。
あまりに吸い込まれるような映像に“まばたき”をするのを忘れ・・なんだか“涙目”。
ちなみに、この映像は1本のロングSSがスタートからフィニッシュまですべて収録済み。見てみたい!という方は、ぜひお越しください。
“涙目”になれること間違いなし!?
「スムーズなドライビング=速いリザルト」
M3だけはこれは当てはまらないのかも。
自分のクルマでこんな“綱渡り”、
ちょっと試したくなってきたなあ・・(笑)
【写真はツールドコルス。でも今回のお話とは別のマシンだと思います。あくまでイメージ写真ということで・・】