バンコクからの脱出の後、あわただしく国内出張をこなし、今度はAPRCチャイナ2011開催の龍遊(rongyou)に行って来ました。
昨年も行ってきましたが、ここはA/m/sチャイナから200kmほどと比較的近いんです(大陸ではすぐ隣の感覚。東京から群馬へ行くようなもの!?)
さて、この龍遊はここ毎年行ってますが、今年は直前のスケジュールの関係でなんとレグ1の朝に日本を出発して上海入り、そしてそのままその日に現地入りするという強硬手段。あの“中国新幹線”もこういう移動の時には強い見方です。切符を買うのもうまくなったしね。
~そういえば、昔は中国語もニイハオ、シェシェくらいしか知らないのに杭州から200kmをいやがるタクシーの運ちゃんを口説き落として現地入りしたこともあったっけ。それに比べればイージーです。
そんなわけで、今年はなんだか駆け足で各種打ち合わせミーティングのみでステージにいけなかったのが残念・・。楽しみにしていた“あの包子屋さん”にも行けなかったし。(
http://shigeyukikonishi.blog.shinobi.jp/Entry/510/ )
だから選手にはほとんど挨拶出来ずじまい。クスコチームももちろんがんばってました。
この場を借りて?・・
“みなさんお疲れ様でした~”。
昔一緒に充実した時を過ごした仲間や同じ日本に居ながらなぜか?会うのは海外のラリーサービスパークという面々と再会できるのはとても楽しい。それに新しい出会いもね。
今年はクスコテントにて、あるインドネシア人と初対面。自分も参戦していた96年のWRCインドネシアの話で盛り上がり・・。ただ、その当時参戦していたプライベータの白のフォードエスコート(転倒して燃えたのでよく覚えている。。)が彼のお父さんだったとは。時の流れを感じます。
そういえば、今回は久々に中国広州在住の大溝さんとも再会。短いながら楽しい時間。かつてのJRCA会議の事前打ち合わせのような妙な気分!? 来年はゆっくり行きたいモンです。
~~それにしても併催のCRC(チャイナ国内ラリー選手権)ですが、相変わらずプロフェッショナル選手権ですね。かつても派手さや助っ人ドライバーの最強度?では特筆すべきものがありましたが、さらにチーム戦というのが名実ともに成熟してきた感があり、全日本ラリー選手権が学ぶべき部分がたくさんあるというのが正直な印象。(この辺の話はまたいつか) そしてAPRCよりはるかにプロフェッショナルな感があります。
~~ちなみにA/m/sチャイナのバンを小竹カメラマンの取材車として派遣しました。途中大きな水溜りで水を吸って停止というハプニングもありましたが、ドライバー役のうちの若手スタッフが、通りすがりのクルマを止めて車をむりやり借りて事なきを得たそうな。事前に、『カメラマンは取材が命。なにかクルマにトラブルがあったら、現地でクルマを奪ってでも取材サポートを続行しろ!』と冗談半分で言ったのが利いたみたい。言っておくもんだなあ・・。
・・・・・・・で、
なぜ冒頭が2杯のコーヒーの写真なのか??
この写真、打ち合わせしていたHQ前のいつもの喫茶店。
ちなみに、右が“ホットコーヒー”、左が後から追加注文した“アイスコーヒー”
『・・・・・・。』
このおおらかさが中国田舎都市の魅力!?
中国慣れして“意外性”が普通になってしまった自分にも、中国は忘れた頃に刺激を与えてくれます。
ということで、その2につづく~