最近世界では中国が話題。人口でいったら世界の5人に1人が中国人なんだからそのパワーは察しがつく・・というよりこの先どうなるんだろうという恐ろしさすら感じます。さて、そんな中国。ラリーも年々盛り上がってきています。
近年、裕福チームが積極参戦してチャンピオン争いにしのぎをけずる中国国内選手権。当然チームのリザルト欲しさに“助っ人ドライバー”をどのチームも用意してきます。そういう自分も2004年は香港チームの助っ人でランサーをドライブ(→詳細は過去の日記にて)あの時はイギリスチャンピオン、APRCチャンピオン、ドイツチャンピオン、オーストラリアチャンピオン・・と周りはチャンピオンだらけ・・・おのおのが各チームのファーストドライバーを務めるそれはそれはすさまじい光景でした。
さて、そんな中国、なんでも今年はWRCのシードドライバーは助っ人ドライバーとしては起用できないという特別ルールを作ったらしい(国内戦に限り)。
たしかに、積極的に企業が参加する超リッチチームの多い中国のこと、エスカレートしてくると本当にワークスチーム級ドライバ-を金にモノを言わせてつれてこないとも限りません。ぺターやローブが中国大陸でトップ争いをするっていうのもこれはこれで面白いのかも。とはいうもののこのルールはあくまで国内戦での話。シリーズ最後のラウンドはAPRCという国際タイトルのかけられるイベント。このときはもしかして???
写真は97年のAPRCチャイナラリーでのSS待ちのひとコマ。このラリーには、この年に登場したばかりのインプレッサWRカーが3台出走して1,2位を独占。よく考えればこのときのエースはコリンマックレーだったんだからAPRCもすごい時代だった。APRCにまたこんな時代が来るのか??
なんとなく何かが起こってほしいと願わずにはいられません・・。
【セリカの後ろにいるのが自分のドライブするインプレッサVerⅢ。この時実はSTIバージョンのグループNカーは世界初登場! 初ルーフベンチレーションのありがたいことありがたいこと。いまだに忘れられません。結果はN優勝、総合4位・・・でもその後事件が・・ ~つづく】