つづきです。
さてさて、このプロドライブ“P2”のボディのベース!?となっているのは・・
正解は、なっなんと・・・
~スバルの軽自動車 『R1』~
でした。
気づいた人もいるでしょう、きっと。
たしかによくみればドアミラーはそのままだもんね。
・・・でもわたしは気づきませんでした。
その昔プロドライブのWebページでシルバーとブラックで決めたなにやら気になるインテグラDC5のデモカー?を見かけたことがあったので、ルーフのラインからしてホンダのインテグラDC5かなあとも思ったりもしたんだけど・・・。
とにかく驚きの変身。あの軽自動車“R1”をピザのごとくバッサリと縦横4分割にして縦方向と横方向に伸ばしたそうな。
『生産車のドアはよく出来ているし、イチから作るのはコストも時間も大変だからなあ・・』
とはプロドライブのスタッフのコメント。
~まあたしかにね。
ボディの一部は『R1』、エンジンやインパネ周りは『インプレッサ』。
ほかにも探せばいっぱい“スバル”を見つけることが出来るでしょう。
やっぱりスバルファンにはとっても気になるクルマに違いない・・。
プロドライブの話が出たのでついでにこんなモノ・・。
これは昨年のシンガポールモーターショーでお披露目されていたプロドライブのコンセプトカー“P2”です。ミッドシップエンジンのワンオフ車両。まるで飾り物のように置いてありますがちゃんと走っているところは目撃しましたのでコンセプトカーといっても普通に走れるちゃんとしたクルマとしての完成度です。
これは昨年訪問していたモーターイメージ社というアジア圏のスバル車販売を一手に引き受けるディストリビューターがモーターショーの展示用にとプロドライブから借りてきたもの。新しくつくった本社社屋の屋上にフォレスターやアウトバックのダート体験コースを作ってしまうし、展示用ながら本物のワールドラリーカーも買っちゃうし、ラリーカーも工場を作って作り始めてしまうし、日本の感覚だとクラっとするくらいいつもサプライズのあるアグレッシブな会社です。
クルマのサイズはちょっと小柄なボディにタイトな室内。イメージ的にはロータスエキシージといえばいいでしょうか。スバルを多く手がけているプロドライブらしく、スバルの部品がフンダンに盛り込まれています。スバルファンにはこの後ろにEJ20エンジンが積まれているというだけでワクワクするでしょう。内装のインパネなんかもそのままインプレッサなのでどこか見慣れた感じ・・・。そうは言ってもまったくの別物。このクルマのもつオーラにも惹かれますが、スバルの部品で再構成されたこのマシンがどんなドライブフィールなのか・・非常に興味があります。残念ながらドライブするチャンスはなかったので・・。
さてさて・・・ここで問題。
一見したところ、部品を使っているだけでボディはすべてゼロからのワンオフという風体のこのクルマ。実はベースとなっている車があります。さてなんでしょう??
たしかにルーフやピラーはものスゴクよくできているしなんとなくベースとなったクルマはありそうなんだよなあ・・と実物をしげしげと眺めて思ったものです。 もう知っている人もいると思いますが、私にはそのときまでまったく想像もつきませんでした・・・。
・・つづく。