11月6日、長野県松本周辺で“ヒストリックアルペンミーティング”というラリーが行われたので、遊びに行ってきた。
ラリーといってもドライブラリー。どちらかと言えばのんびり紅葉の中のドライブを愛車で楽しむという趣旨のイベント。しかし、タイムコントロールあり、“ハイアベ”(専有許可をとった林道で“一生懸命”走る区間)もありと1日ラリー気分を味わえるイベント。
メインとなるヒストリッククラスの参加資格は15年以前製造のクルマ。スタート会場には20台くらいだが、多種多様なクルマがならぶ。ニイナナ・トレノ、ランタボ、スバル1300、PF60ジェミニなどなど・・そしてジャガーのクラシックオープンカーが2台。自分の参加車両は今回の最新!?ヒストリックカー、サンマルM3。
【こんなマシンもありました。サバンナRX-7、1975年モンテカルロ出場車です。】
スタート場所で受付を済ませ、いつもとは違う雰囲気にわくわくする中、もらったゼッケンは“10”。その前ゼッケン“9”はなんと“240Zのサファリ仕様”だ。赤いボディに黒のボンネット、大きなマッドフラップとラリータイヤそしてケニヤの各種ステッカー・・・このサファリ仕様の後姿にはシビレます。
そして・・さらにはそのクルーがすごい。自分の世代のドライバーにとっては大大先輩の横山文一氏。自分にとっては伝説!?の選手です。そしてそのコドライバーは日本を代表する往年の(現役ですが)コドライバー、中原さん。中原さんといえば、岩下ドライバーとともにサファリに何度も挑戦している日本の国際コドライバーのパイオニアな方。中原さんには以前WRCでも自分の隣に乗ってもらったことのあるのでなんとなく身近な存在とはいえ、やはり240Zの横に乗る姿は“後光”が射してます・・・。
こんなクルマの後ろを走れるなんて・・・
これだけで、今回“来た甲斐”があったというものです。
【スタート風景。安曇野スイス村