日本にとうとうWRCがやってきた。ラリー前はどうなることかと思っていたが、大成功のラリー。そう確信したのはセレモニアルスタートの時だった。
ラリー数日前の帯広市内はいま一歩、“世界選手権!”の“乗り”はなかった。ところがセレモニアルスタートの時の、帯広市内の中心通り、いわゆるアーケード通りの人のすごいこと。昨年のラリー北海道とはもはや比べ物になりません。いったいどこからこんなひとひとヒトが・・。休日新宿のアルタ前にもけっして負けていません。セレモニアルスタートは見に行ったんだけど、何十ものヒト垣。おかげでスタートランプに上がったクルマは天井がかすかに見える程度。ゼッケンなんか見えません・・・応援しているクルマが果たしていまランプ上なのかどうなのか??
とにかく、日本もまだまだ棄てたモンじゃありませんね。ラリーファンってこんなにいたんだと感激。ヨーロッパのような文化にはまだまだ道のりは長いけど。お祭りという文化が古くから定着して盛り上がる国だけあって、意外にこのラリーという“お祭り”は受け入れられるのかも。
このコラムコーナ-でも以前に登場したタイのヤングドライバー“ナラサク”です。今回はビビオでエントリーのRYOさんチームの応援団(団といっても1人)としてタイから駆けつけました。初めて日本に来るとかでVISAを取るのに四苦八苦。実はこの私、シェイクダウンのテストを見ながら携帯でタイの日本大使館と『VISAを出してやってくれ』と国際電話。『ラリーってなに??』の問いに電話代を気にしながら一生懸命説明しました・・・
この中学生のような青年が、今年タイの国内選手権を3戦連続オーバーオールという強モノ。いまはランサーをドライブしていますが来年は絶対インプレッサだ!とすっかりスバルファン度合を高めてました。
とはいうものの悩みはやっぱりインプレッサの価格らしい。GDBインプレッサはタイで1100万円です・・。
プジョーの前ですが、ちゃっかりSTポロシャツを着てます・・