氷上ドライビングを堪能するには、やっぱりスパイクタイヤ。一般公道では禁止されて久しいスパイクタイヤもここでは大人気です。スタッドレスとの差は歴然。スピード感とコントロール性は比べ物になりません。スタッドレスも最近は性能が上がってきていて結構楽しいんだけど・・やっぱりね~・・。
見たことが無いひともいるかもしれないのでここにご紹介!こんなタイヤです。ピンは1本100円強します。タイヤ1本当りには200本前後。そしてピンも5ミリくらい飛び出しています。見るからにグリップしそうでしょ?
【よくみると手前の氷にクラックが・・時々クルマの重みなどで“ガサガサ!バキバキ!”っという音と共に氷が割れるんです。そんなわけで、ジャッキアップはちょっとドキドキ。かろうじて片側2輪を持ち上げても大丈夫でした・・】
昨日は長野県の八千穂レイクで氷上ドライブのイベントに行った。前回とは違ってとてもいい天気。気温はマイナスでも不思議とポカポカ陽気を感じます。今回も30台以上の参加。時間ぎりぎりまで走り回っていました。
フラットな路面に、道幅の広いコース。簡単そうにみえて、最初はまったく思いどおりに走れません。自分の愛車は『行きたい方向』には行かず、『いったらやだな・・』という方向に確実に(?)向かっていきます。いかに自分の運転が普段“クルマと対話”をせずに強引にねじ伏せようとしていることか・・。
とにかく一度来てみればわかる楽しさ。同行した今回初参加JUNくん(もちろん氷上初体験・・)も最初は硬直しながら(?)運転してたけど、次第に楽しむ余裕も。大いに楽しんだ様子。
氷上はスタッドレスでも走行可能。まずは体験してみましょう。おもわず来年には氷上専用”スパイクタイヤ”を考えてしまうでしょう・・。
【レガシイワゴンも走ります。シャリオグランディスも走ってました。】
GDBインプレッサにはブレンボのブレーキキャリパーが普通は輝いています。これをGC8用の、しかも15インチの方押しキャリパーに交換。当然、ブレーキローターもサイズダウン。そして前だけでなく、リヤのキャリパーも・・・
普通、グレードアップはあっても“ダウン”はないでしょ・・
明日は八千穂の氷上練習会。その為に、昔のスパイクタイヤを引っ張り出してきた・・。
サイズは15インチ。当然のことブレンボキャリパ-では装着不可能です。
そんなこんなで、ブレーキのグレードダウンとなったわけ・。
まあ、氷上や雪上はそんな立派なブレーキは要らないですからね・
さあ、GC8よりはちょっと重たいGDBインプレッサ。
はたしてどうなるんでしょう?? お楽しみに・・。
17日は長野県の八千穂レイクに行ってきた。ここでの氷上練習会。30台強があつまって皆さん一日中走り回ってました。スパイクタイヤ半分、スタッドレスの人半分ってところかな。ノーマルのレガシイワゴンなんかで走っている人もいたし。氷上や雪上は本当に自分の運転の弱点?に気づきます。ラフな操作はもちろん、“クルマと対話”しながらのドライビング、つまり“クルマの曲がりたいときに曲げる”のが大事。クルマはこじっても曲がりません。クルマがどういう動きをしようとしているのかを感じ取ることは大事なんです。それがわかれば、その次はそのきっかけをどう作るかってことになってきます・・・
これ以上は長くなってしまいそうなんで、また別の機会にまとめようかな。。
この練習会は1月31日にも予定されています。次も多分大盛況でしょう。申し込みはお早めに。
ちなみに2月7日,21日には“ラリーキッズ伊那”サーキットでの雪上練習会も予定されていますので・・。
昨日は、A/m/sOFIFCEの映像コーナー(?)設置に伴い、95年のWRCのビデオを引っ張り出してきて見てみた。取り出したのは自分にとって初挑戦だった海外ラリーWRCニュージーランド。走っているのはグループA全盛期らしく、インプレッサのセダン555、セリカST205やフォードスコートなど・・。そしてトップを走るはランサーEVOⅢ・・。いやあ懐かしい・・・。このころのラリー日程はまだ4日間の頃。レッキも1週間以上やってたっけ・・明けても暮れても毎日レッキ。クルマ好きには最高の贅沢だなあ・・なんて思った記憶あり。
このビデオをみていて気が付いたことひとつ。
このころのラリーカーの動きは今のWRCマシンに比べると実にアグレッシブなもので、見ていて非常に迫力と躍動感とそして緊張感がある。ドライバーが一生懸命マシンとそしてワインディングロードと格闘しているように見える。このころのマシンは今に比べれば遅いし、曲がらない、そしてコーナリングも不安定。でもだからこそ、見ていて“まばたき”も忘れる緊張感。
もちろん今のWRCマシンはやっぱりかっこいいしとても速い。でも・・。
一度、昔のビデオを引っ張り出してきて見てみてください・。どうです??
(そういえば、ほとんどのマシンがフロアシフトです。これもある意味新鮮(?))
【秘蔵写真。初々しい(?)KONITAN海外初参戦PHOTOです。3日目“MOTU”ステージでリタイヤ、がんばりすぎちゃいました・・】
これは、台湾のインプレッサ。先日台湾訪問の時のTRSラリーチームのドライバーの一人が所有しているクルマです。こちらのインプレッサは新型Cタイプといっても左ハンドルの国なので欧州仕様に近いようです。実は先代のGC8インプレッサのターボモデルを数年前には台湾で現地生産していました。GDインプレッサになってからは輸入車あつかいとか・・。
雰囲気も価格もちょっと高級になったインプレッサ。日本仕様と見比べると結構細部の仕様がちがうもの。ラリー車を作るにもいろいろ新しいノウハウ(苦労?)がいりそうです・・・。ちなみに2.5LターボのUSA仕様とは異なる2Lターボ仕様です。
そんなこんなで、他国のインプレッサ仕様まで今年は詳しくなってしまいそうです・・
今回の"TRS Rally Team" 一行は台湾の南、高雄(台湾読みでカオシュン)へ移動。台北から約250kmのロングドライブだ。この台湾、島の東側半分が高い山脈になっているため、人が生活する平野部分は3分の1しかない。そのため南北の移動は相当なもの。主要高速道路も2本並行しているにもかかわらずそれでも相当な交通量だ。大都市に近い日本の休日の高速道路と同じような光景が展開する。
さて、高雄に入ると少しずつ道路脇にヤシの木が多くなってくる。そして山がちになってくるとラリーフィールド“茂林(マオリン)”だ。・・・ラリーコースへいって本当に驚いた! SSは自然公園の中の観光道路。日本でたとえれば日光の“いろは坂”みたいなところ。この観光道路を下から上まで13kmを一時的に占有しておこなわれる。さらに驚いたのはこの道路のレイアウト。2車線のワイディングロードで、平均速度は100km/hぐらいじゃないだろうか。いままでいろんな国のラリーを走ったが、これは今までの経験では最高にエキサイティングなターマック。出場したことはないがカタルニヤラリーのSSはこんな感じなんだろうな。
(2003.12.26)
【観光道路入口ゲートにはラリー占有時間のお知らせ】